韓国ドラマ「テバク ~運命の瞬間(とき) ~」の詳しいキャラクターです。
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☆英祖 /延齡君 /ヨ・ジング
王になれない王の息子
“王にならなければなりません.”
本名は李昑 イ・グム.名前そのままいつどこでも彼は冷徹で明皙だったが,王位に上がったその日までただ一回も自ら輝かしいことはなかった.自らその光を含んで時を待った.王になろうとするイ・グムの心も,誰も気づいてはいけなかった.しかし,あまり私の命を支えるために光を隠して暮すにも生まれつきの王の性情は通常の王統とも柄が違った.
父肅宗の大どなりにもひるまない覇気.ただ一回も正当な理由のなく誰の首も下げなかったし,ただ一回も虚言で失言を吐き出したこともなかった.彼が正しいと言えば正しかったし,彼が悪いと言うと悪いのだった.私の意志と無関係に王子に生まれた少年.真っ直ぐな芯に口まで取り揃えたから欠かさないでべらべら吐き出す言行も荒さがない.特有のいたずらっ気を混ぜっ返しイ・グムはべらべらストレートに言うが,魂が出て後退りし、とりなし代わりが一つや二つでではなければだ.
実に愉快で通快な男児.一体誰がこの男を厭うか.
しかしいくら取ろうと思ってもつかまらない人もいる.朝鮮八道にただ二人だけである女と男.1人は崖終りではやっと手を突き出したペク・デギル.もう一人は首に刃を押しこんでからも絶対自分の意思を折らなかったタムソ.この二人と縁があった時は,確かに自分がヨニン君と呼ばれた時であった.その日、ホンメ館でタムソだと呼ばれた女人に会わなかったのか.タムソのために私の命を出したペク・デギルに会わなかったのか.運命のように.
☆ボクスン /淑嬪崔氏 (ユン・ジンソ)
涙をのんで後ろ向きになった裏切りの女人
“帰ります.
私はこれからあなたが知っているボクスンではないです…”
ひどい勝負師を夫君で置いたせいにして見られない事がない位、つらい試練の日々を過ごした.一抹の希望である系図までご主人ペク・マングム が掛け金で潰した以後では人生の理由さえ忘れてしまった,一言でどうでもよい人生になってしまった.
あの時,嘘のように近付いた運命が彼女の人生を根こそぎ変えておいたから,それはイ・インジュアの魔手だった.仁顯王后 をしのぶ肅宗の性情を利用したイ・インジュアの計策.それはちょうど,肅宗の女人になって閔黯 (ミンアム)を含めた南人たちを泥沼に落として,後日肅宗の代わりをする本当の王を懐任するのだった.
賎民から脱した新しい生,朝鮮の国母になる夢.誘惑は乾かなかったが,その中でも彼女を一番苦しめることは外でない肅宗に対する心だった.自分を置いてペク・マングムと肅宗が避けることができない勝負をしたその雨に濡れた日,ボクスンはどんな選択をするようになる!